2022年4月29日
このたび当社は、インドにてITエンジニア育成を行う「CHANDRA SEKHAR ACADEMY」と連携協定を締結し、現地の学生10名を対象とした奨学金授与式を執り行いました。近年、急速に進歩するデジタル技術により私たちの生活は格段に便利になっておりますが、その一方で世界各国においてITエンジニアの不足が課題となっております。そのため、各国におけるITエンジニアの人材育成が急務となっているのが現状です。
一方で、目覚ましい経済発展を遂げる国や地域においては、個人の努力だけでは克服しきれない教育格差が存在します。これに対し私たちは、少しでも貢献できる取り組みを行いたいと考え、CHANDRA SEKHAR ACADEMYとの連携協定を締結し、毎年継続的に学生の受け入れ支援を行うことといたしました。
CHANDRA SEKHAR ACADEMYは、インド東部のベンガル湾に面したオリッサ州プリーに拠点を置き、地域間や経済状況の差に左右されることなく、世界で活躍できるITエンジニアの育成を目指して活動を続けています。当社であるOOSHISHI株式会社と同アカデミーが連携協定を結ぶことで、奨学金を通じて多様な背景をもつ学生へ平等な教育機会を提供し、将来を担うITエンジニアの育成を協働で推進してまいります。
今回の奨学金授与では、書類選考と面談を経て選ばれた10名の学生が奨学生に決定いたしました。また、協定式・授与式には「CHANDRA SEKHAR ACADEMYインターナショナルスクール」のクンナ・ダッシュ理事長およびフォクナ・ダッシュCEOにもご出席いただき、インドの奨学生へ激励のお言葉を頂戴いたしました。
当社代表取締役社長・渡邉からは、「チャンスがないと感じている学生でも、学ぶ意欲があれば将来を切り拓くことができる。クンナ様とフォクナ様が築いてくださった学びの場を活用し、素晴らしい未来を実現してほしい。そして、その行動が自らの将来のみならず、インドと日本の未来をもより良くしていくことにつながると信じている」という趣旨のメッセージを伝えました。
OOSHISHI株式会社は、「世の中に貢献できる活動を行う」ことを理念に掲げ、今後も同様の取り組みを通じて社会への貢献を続けてまいります。
奨学金授与式の様子
TECNO INDIA ‒ CHANDRA SEKHAR ACADEMYとは
http://technocsa.org/
https://www.chandrasekharacademy.com/
チャンドラ・セカール・アカデミーは、2004年にバリガイのプリ・コナーラク・マリン・ドライブ・ロード沿いのプリ郷郊外に設立されました。通常のCBSEカリキュラムに加えて、日本語と日本文化が、保育園からStd.XII(+2)まで選択科目として教えられています。 )レベル 。当校では大学生向けに高度な日本語クラスも受講しています。これはオリッサ州で唯一のCBSE学校であり、日本語と日本文化を最大限の正確さと丁寧さで育てます。バリガリ、ベラダラ、チャイタナ、ダラナイ、ブアン、バンガラなど、学校を取り囲む周辺の村や集落は、子供たちをこの学校に通わせ、日本語と日本文化に加えてCBSEカリキュラムで教育できるという貴重な特権を得ています。10年以上にわたり、教育サービスの半分はオリッサ州沿岸部の農村地域だけでなく町へも提供されており、この学校は 4 エーカーの土地に緑豊かで環境に優しい環境の中に堂々と建っており、成功の賛歌を唱えています。この学校は、オリッサ州の農村地域に教育を提供することで人気があるだけでなく、学生に日本語と日本文化を学ばせ、それによって日本とインドの間のコミュニケーションのギャップを埋めるという絶え間ないサービスで遠く離れた日本でも人気があります。
【特徴】
・⼤学奨学⾦ / 初等・中等教育修了者に基づいた⼤学⽣と同じ制度が利⽤できます。
・近代的な図書館施設を有します。
・インターネット設備を有します。
・DOEACC Course カリキュラムで⽇本語を学ぶことができます。
・インドの雇⽤交換法により認定された職業紹介時における証明書が発⾏されます。
・卒業⽣は産業トレーニングとプロジェクトワークに参加することができます。
2023年3月22日
CHANDRA SEKHAR ACADEMYへ訪問
生徒たちの学ぶ風景・現在の状況などを視察
日本語がどれだけ学べたのかを知るために抜き打ちでテストを実施
現在学んでる日本語自信をもって発表してくれました。
OOSHISHI株式会社社長渡邉より
「是非チャンスをものにしてほしい」
とねぎらいの言葉がありました。